当社の親会社である株式会社NICHIUN HOLDINGSは、2025年3月26日、港湾、物流、プラント事業の大手企業である株式会社宇徳との間で資本業務提携を行うことを決定致しました。

同社より2025年4月1日付で、持株会社である株式会社NICHIUN UTOC HOLDINGSに対し出資（第三者割当増資）を頂き、当社及び重機等整備事業を行う株式会社NIマシナリーが傘下の事業会社となり、新たな体制で事業を展開してまいります。

当社は、これまで自主独立経営の下、地元青森を基盤として東北地方を中心に風力発電所工事、大型プラント工事、橋梁架設工事、その他各種工事におけるクレーン揚重サービス、風車部材輸送を中心とする重量・長尺物輸送サービスを展開してまいりました。

他方、2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向け、陸上風力発電等の再生可能エネルギー産業が広がりを見せている他、近い将来には日本における大規模洋上風力発電が新たな産業として勃興することが見込まれております。また、戦後80年を経る中で、わが国を支えてきた道路、橋梁、各種エネルギープラントといった社会インフラの老朽化を背景に、今後、これらの社会インフラの更新、新設工事も全国的に増大するものと思われます。

当社は、当社の持つ機材及び人的資源を最大限活用し、持続可能社会における社会インフラ基盤の構築にこれまで以上に積極的に貢献をしてまいりたいと考えております。このためには、当社事業との親和性また相互の補完性が高く、かつ、株式会社宇徳と手をたずさえ、パートナーシップを組むことが最も効果的であると考え、今回、同社との間で資本業務提携を行うこととしたものです。

当社は、本資本業務提携を契機として、持続可能社会の実現に向け一層企業努力を続けて参りますので、引き続きご支援、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。