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来年導入予定。LG1750NX 750t吊りラチスブームオールテレーンクレーン
来年導入予定。LG1750NX 750t吊りラチスブームオールテレーンクレーン。
現在弊社所有のLTMG1800NXは海外ではLG1550の名称で呼ばれています。
LG1750NXはLG1550のスケールアップ版となります。
(800tクローラークレーン相当)
現在主流の80mタワー2MW級の風車はもちろん、100mタワー3MW級の風車、それ以上のサイズにも対応可能です。
港での荷揚げ作業にも、作業半径16mで600tまで吊上げ可能です。
能力表はこちらへ
●風車向け仕様。SL8H、SW仕様
100mタワーの場合の吊上げ能力(作業半径22m)
・SL8H仕様で 102t
・SW仕様で 128t
能力に余裕があるため、風の強いウィンドファームでも、安全に作業を行うことができます。
そのため風に寄る作業への影響を減らすことができ、最終的な工期の短縮にもつながります。
●重量物仕様。S6D2B、S6D2WB仕様
港での水きり作業や据付作業の場合、S6D2B仕様作業半径16mで最大600tまで吊ることが可能です。
S6D2WBでは、ブーム長77m+63mで、作業半径76mで85tもの定格荷重が有ります。
LG1550などと同様に吊り下げ式のパレットウェイトのため、地盤養生も最小限に抑えられます。
●クローラークレーンとの比較
クローラークレーンの場合走行できるため、本体を移動して作業範囲が広げます。
LG1750の場合は移動せずにパレットウェイトを追加することで、作業範囲広げることが可能です。 パレットウェイトはピン2本だけで接続しているので、脱着には時間がかかりません。
通常はパレットウェイトははずして本体の周りに置いておき、必要に応じてパレットウェイトを接続します。
下図は100tの品物を移動する際の例です。
①クローラークレーンが移動して対応可能な作業範囲
②LG1750がパレットウェイトを使用して対応可能な作業範囲