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News Release ニュースリリース
![KOBELCO SL6000J 500tクローラークレーン組立](/wp/wp-content/themes/nichiun/images/news/kv.jpg)
2010.8.5
KOBELCO SL6000J 500tクローラークレーン組立
![](https://nichiun-k.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/07/a0ff4deb2515c18c50febbfe048c4c4e.png)
KOBELCO SL6000J 500tクローラークレーンの組立の様子をお伝えします。
風車建設の現場ではクローラークレーンは十分な能力を備えているにも関わらず、組立・解体に労力がかかり、不向きと思われがちです。
しかし、SL6000Jは、従来のクローラークレーンに比べ、性能・運搬・組立・解体において改良されています。
SL6000Jの特徴
- 2M級風車(80mタワー・80tナセル)を建設するのに十分な能力を備えている。
- 各パーツがコンパクトになったため、固定ジブで約3日、ラフィングジブで約4日で組立ることが可能。(※ただし現場の条件によります。)
- 60tラフター2台で組立可能。サブクレーンの組立の手間がない。(※ただし現場の条件によります。)
- 各パーツが幅3m以内、重量40t以内に抑えられているため、一般的なトレーラーで運搬することが可能。
- 組立・解体日数が少なく、ラフタークレーンで組み立てられるため、費用が抑えられる。
組み上げてしまえばフル装備での自走が可能なため、サイト内での移動なども容易に行えます。
さらに新たに導入された固定ジブ仕様を使用することで、より風車の現場に適応することができるようになりました。
またサイト移動の多い風車建設の現場でも、より少ない日数でサイト移動できるために弊社独自の加工(ブームピン受けの取り付け、ラフィング用ストラットの一体輸送など)を試みています。
◎本体組立
上部旋回体、カーボディ、キャタピラ×2、マストの5パーツで組みあがります。
最も重い部材はキャタピラで40tとなります。
![](https://nichiun-k.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/07/c5723ba5862a81a1a05d7c69780d0578-2.png)
◎本体組立
上部旋回体、カーボディ、キャタピラ×2、マストの5パーツで組みあがります。
最も重い部材はキャタピラで40tとなります。
![](https://nichiun-k.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/07/34d3f20922be0e907ca538f88ee9dda1.png)
◎ブーム組立
下部ブーム、3m・6m・9mブーム、テーパー、トップの組み合わせとなります。
![](https://nichiun-k.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/07/1e7b4ef78ea86bd5516fcacc40a0421c.png)
◎固定ジブ仕様
標準主ブームの先端に固定ジブを接続するだけで組み上げ可能です。
![](https://nichiun-k.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/07/40705dc22c4b2cad9bf3a381f688bc68.png)
◎ラフィングジブ仕様(内抱き式組立)
標準主ブームの先端にラフィングジブを接続します。内抱き式で組み立てる場合は、ジブは主ブームの下で組み上げるため、主ブームの長さ+ストラット分の敷地で組み上げることが可能です。
![](https://nichiun-k.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/07/5cdfedeafde2c725ab7f6693a5f23576.png)